花形装飾活字を愛でる その14

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2252です。
2247と同じ斜め型の2つ目。
けれど前のやつと違うところは、
標準の形で見たときに右側と下側が直線のイメージを保っており、
上側と左側は比較的曲線のイメージになっている。
2247と比べると2247は全周が曲線のイメージで構成されているので、
単品で使うというのが見受けられるが、
これの場合は、
同じ図案であれば組み合わせて使う事が想定されているようなので、
斜めから四隅に配置だけでなく、
並べて使う事で肉としても配置出来ように思う。
感じ的にはアラベスク紋様に近い、
それを意識したものである事も考えられる。
回転させて直線部分を中心に配していくと合点がいくが、
まあ、そんなのしちゃうと綺麗になるだけなので、
オイラはあんまし好きじゃない。
あ、けど、
ルール付けさえ見つければ面白うそうではあるかも。
というよりかは、
せっかくの直線的なものを有効的に利用した方がカッコイイもの。
だからそれをやるんやったらアラベスクでいいじゃんみたいな。
例ではモリモリな感じになってやりすぎ感がありますが、
四隅に配するのも面白いですが、
囲む時に他のイメージのある組み合わせそうな図案とで構成すると、
もっと面白くなると思うが、
囲む場合は1つずつのイメージでは変てこで、
出来れば2つを対にして使った方が自然に組めると思う。

図案的には斜めの真ん中の対象的なとなる線の部分でよく見ると、
上の突起部分の線と中ほどから下に行くにつれて、
その線のあり方が変わっているのがわかる。
なおかつ下の終わりの方では線がわかれており、
ちなみに2247は一定の太さなんだけれど、
それよりもやんわりなイメージがある。
が全体で見てみるとやんわりじゃない一定のイメージが構成されているのがわかる。
というのはきっと、
左右のクルクルの部分がその版の大半を占めているので、
どうしてもイメージとしてはモッサリ感がある。
それを緩和するような目的がありそう。
例でこれだけ並べてるのにクドクナイ(モリモリだけどね…)のは、
上から中ほどまでが鋭角なイメージで、
そのまま細くなるとちょっと物足りなくなるので、
中ほどから下で柔らかい空間部分を作るとそれに刺さっている、
もしくは上と下で何か違うイメージが生まれているのだ。
ウマイ事この小さい版のなかで少し余裕のないスペースの図案という事で、
パーツを生かす工夫をしているのは凄い部分である。
実際に何個も組み合わさってるように見えるもんね。

今日は朝早起きしすぎて眠たくて、
クドイ文章ですいませんでした。
おやすみないzzz