花形装飾活字を愛でる その39

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紹介しておりますエンスヘデ活字シリーズ60の花形装飾活字のアウトライン化したデータ差し上げます。
詳しくは
http://www.fengfeeldesign.org/をご覧ください。
お待ちしております。

2287と2288。
これちょっと変わってて面白い。
なによりも、
この版の一番の魅力は独特なウネウネ感にあって、
2281と2282のやつよりも、
断然に遊びを入れてるのがわかります。
単に大きくしたのではなくって、
キチンとした想定でのバリエーションだということなのでしょう。
と言いつつ版にそのものについては、
あえて付け加える事はないと思います。
毎度ながら最高です。
手を抜いてないのは、
今まで紹介してきたやつを見てもわかるんですが、
それが1つも無いってのは本当にスゲー事だと思います。
そしてそれぞれに魅力があって役割もあって、
これを考えた人作った人関わった人全てが、
スゲー本気でやったんでしょうねえ。
今、現代でここまでの事が出来るかは凄い疑問です。
もちろん技術は変わってきているし、
そこは考慮に入れた上で、
果たしてここまでの情熱や責任や技が持続するでしょうか。
最近の個の技術力の低下は目まぐるしいものを感じますし、
いつから、
グラフィックデザインはスピードと効率とクライアントだけのものになってしまったのしょうか。
もっと心が震えて作る側が感動出来るような、
そういう現場はもうないのでしょうか。
それを望むのは変な事でしょうか。
あ、内容がズレタ。スビバゼン…。