花形装飾活字を愛でる その41

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紹介しておりますエンスヘデ活字シリーズ60の花形装飾活字のアウトライン化したデータ差し上げます。
詳しくは
http://www.fengfeeldesign.org/をご覧ください。
お待ちしております。

2291です。
あはは。笑いしか出ないですね。
これはこの版はバランスが光りすぎですね。
本気で凄いと思います。
いやもう見た目でわかりますね。
1人で何役を演じるつもりなのかまったく。
使用するポイントとしては、
真ん中にデーンと置いて、
いろんな装飾との連結部として使うのがいいと思います。
サイズがサイズですし、
大きいのでいろんな版を並べる事が出来、
何よりも図案を見ると、
外側にいろんなサイズの渦が配されていて、
いかにもそうしてくださいねと言わんばかりの、
仕上がりになっている感じです。

これはちょっと特殊で面白いので、
イメージ的にどうかだけ付記しときます。
まず真ん中のの上から流れが始まっています。
それから下へ左右の端まで広がるイメージで川の流れを、
正面から受け取るようなイメージになっていて、
その後、
何かにぶつかってザブーンとなって上に流れが、
打ち上げられるような感じで、
水飛沫とともに消えています。
で、今までならここで終わりなんだけれど、
ここがこれの特殊なとこで、
よく見ると何か外へのイメージに繋がるというよりかは、
中でギューギュー詰めになっているのがわかります。
なので、
いろんな版と組み合わせる事は出来るのだけど、
どうも組み合わせた時にパワーが無く、
パワーがあるはずの他の版でさえ、
それに吸収されたように動きがなくなるのです。
惰力しか残らないような。
が、
そのおかげでオブジェクトとしての意味合いが強くなり、
例で見てもわかるのですが、
大きなサイズの割には、
スゲーうまく溶け込んでます。
言われなかったらわからないくらいにです。
しかも全てが1つのストーリーを持つように、
ガッチリとまとまりを魅せてくれてます。
なんなのでしょうねコイツは。
まるでブラックホールとか磁石のようです。