花形装飾活字を愛でる その48

f:id:fengfeeldesign:20080913090046j:image
f:id:fengfeeldesign:20080913090047j:image

紹介しておりますエンスヘデ活字シリーズ60の花形装飾活字のアウトライン化したデータ差し上げます。
詳しくは
http://www.fengfeeldesign.org/をご覧ください。
お待ちしております。

曲線を利用する。
直線を使って長方形を作るのと対極的なやり方ですが、
単に長方形の空白をウマク作れるようになれば、
おのずと外側に曲線が出来上がっていたりします。
それを利用して応用をする事でバリエーションが増え、
いい感じで組む第一歩を踏み出す事が出来ます。
それぞれの版には特殊なものを除いて、
かならず曲線部と直線部の2つに分かれています。
版は四角ですから4辺の内のどれかがそれにあたります。
それは版によって違いますから見極めてから使いましょう。
一番の基本な方法は、
対が用意されている版を対象的に、
直線部分を繋げるように配するやり方です。
そうすると簡単に曲線を利用した組み方を試す事が出来ます。
次に、
まったく違う版を2つ用意し、
パズルのように回転させたりして直線部分を繋げるやり方です。
これは実に豊富なパターンが出来上がると思います。
しかも元の版の形がわからなくなり、
一体化するパターンが出てくるはずです。
それを見つけていくのもまた面白いでしょう。
また、数を組む時に凄く役に立ちます。
それが出来たら、
2つ以上、複数の版を組み合わせてみましょう。
このエンスヘデ活字鋳造所シリーズ60は、
例のように段々と滑り台のように滑らかに組めるようになっていて、
そのパターンもまた無数に存在します。
慣れてきたら、
直線も意識しながら組んでみましょう。
曲線の美しさだけでなく、
直線な整理性をも同時に達成する事が出来ます。