花形装飾活字を愛でる その99

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紹介しておりますエンスヘデ活字シリーズ60の花形装飾活字のアウトライン化したデータ差し上げます。
詳しくは
http://www.fengfeeldesign.org/をご覧ください。
お待ちしております。

相変わらず、
イメジスト(http://www.miwakazuki.jp/imagest/)での、
花形装飾活字の話です。
そもそも、
今まったく違う新しい花形装飾活字を作ってて、
それが花形装飾活字設計デビューのはずで、
この花形装飾活字は想定外でもありました。
そういう意味でもこのイメジストでの花形装飾活字は過程なので、
決して手を抜いたり中途半端に仕上げたとかではない未完という位置づけになりそうです。
形になりましたがどうにも気になる点があって、
奇しくもそれを今回の失敗として例に挙げたいと思います。
それは線の太さの緩急です。
鉛筆でデッサンしてる時は気を配ってるつもりだったんですが、
というか気にならなかったんですが、
アウトライン化して他の版を組合した時点で、
しまった!と気付きました。
自分が想像してたよりもシビアやったみたいです。
もしくは気を配る観点が間違っていたんですね。
今、表示されているバージョンはある程度修正されたものですが、
それでもやっぱり気になります。
なんかズングリむっくりした形になっちゃってますよね。
1つずつ見た時にはそうではないのになあ。
こうなんというかメリハリが案外大切で、
中途半端に迷った部分は、
そのまま曲線の流れに組み込まれてしまうように思います。
修正してもやっぱり修正したものでしかないので、
じっくり見るとイカン部分が気になってしゃあないです。
あと、
直線がいるという事でしょうか。
曲線だけで構成しても花形装飾活字として機能しづらいようです。
もう少し直線を増やせば良かったと反省な感じです。
でも、まあやれる事はやった感が強いので、
現時点での限界でもあるのかもしれません。
別で作ってる花形装飾活字の為に、
後、数回、実験で作ってみたい気もするので、
なんかゆっくり打ち合わせしてお話をしてくださるのであれば、
是非頼んでみてください。お待ちしてます。
次回へ続く。
あ、まだ失敗編は続きそうです。