花形装飾活字を愛でる その197

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ここで改めて、しつこいようだけど、文章の寄稿をお願いしたい。最初は3000文字だし、すぐ来るだろうとふんでいたんだけど、これが案外来ない。感覚としては、手軽には書けないが、決して労を伴なわない文章量かな。中には長く書いてくださる方もいらっしゃいますが、でもまあ、10000文字と言わないだけカワイイもんだなと思ってくれれば幸いなんだけどなあ。だってオイラにとっちゃ、ほとんど丸一年の作業を文章3000文字で分けようってんだから、身を切る想いなのは察していただけると凄いうれしいんだけどな。だって3000文字だよ…。2時間あったら書けるんだけどなあ。是非挑戦してね。それはそれとして、単に、いろんな人の考えが終結してるのって面白くないすかね。人の想いは単一じゃない。少なくともこの花形装飾活字のデータを欲しがる人ってのは、それが趣向か、少なくともグラフィックデザインに興味がある人間だよね。ていうか、花形装飾活字でこんなネットの辺境へたどり着いた時点でそうなんだろうけどwボクは知りたいです。本じゃダメだと思うんだよね、だってあれってなんだかんだいって限られた人の文章でしょ。会話もダメだと思う、そんな長い時間 1人の人間の話なんて聞けないもの、どこかで絶対意見しちゃう。なによりも自分の蓄積もミックスしちゃうしね。わかるかな。著名じゃないスゲーやつの話が聞きたい訳です。そしてそれを大勢で共有したい。会話という名の音じゃ、その場のものになっちゃうし、俺の仕事みればいいじゃんってのは無し。そのバックグラウンドが知りたいの。それが3000文字だとちょうどいいんだよね。提示する訳でもない。自分という紹介と展望にはちょうど良い長さ。将来的には 100人ぐらいは集めてたい。そしたら、20年後くらいにカルチャーの洗い出しが出来ると思うんだ。あの時はどうだったかをアウトラインじゃなくって、あぶり出ししなきゃいけない部分を棚上げして共有する事が出来るっていう。そしたら、今を知らない20年後の人たちが蓄積としてのモノづくりがデザインという行動が可能になると思うんだよね。ボクの20年前の人って言ったら、単純に20歳上の50歳な訳じゃないですか。今でさえ、そういう人達との会話は難しいと感じているし、実際に会話として成り立つかどうかが怪しいんだよね。結局そしたら、書籍を漁るしかない。著名人の?偏った知識?断片?こういうのって大きなヒントが隠されている。今だって実際に寄稿していただけた文章を読み返しても発見がたくさんあって、自分では考え付かない、行動が難しい事柄が十二分に記されている。これはホント凄い事なんじゃないかな。文字は伝えるだけじゃないぜ。「残す」役割もある。何を残すか、それは書く人間の想いや気持ちだったり思考、状況なんだけど、それを現在においてでも共有する事は大きなパワーだし、それが20年後、30年後になるにつれて、その価値は高騰すると思うんだよね。なによりも個人を残すデータベースとして、是非手伝っていただけないでしょうか。その中でもボクは花形装飾活字というものをデータ化し、配布している。それに呼応した人達がどんな人だったのか、花形装飾活字というグラフィックデザインの祖みたいなものから繋がる一つのグラフィックデザイン史みたいな現代版を一緒に作って欲しいです。お待ちしてます。