花形装飾活字を愛でる その22

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紹介しておりますエンスヘデ活字シリーズ60の花形装飾活字のデータ差し上げます。
詳しくは
http://www.fengfeeldesign.org/をご覧ください。
お待ちしております。

2264と2265。
どれかというと2262と2263に近いです。
こいつらを一緒に近づけて使うとなると、
なかなかウザいくらいのボリューム感です。
形だけを見てみると2262と2263に似ているんだけれど、
なんだかどうも違う。
とくに一方の流れがある訳でもないし、
力強さでいうと何か間の抜けた印象。
これって多分中にある噴水のような表現に原因がありそう。
イメージとしては、
右下から左の方へぐるりと上へ、
ここで普通なら今までなら渦を巻いてました。
が、中でなんか噴出してるような図案。
そのおかげで、
そのまま力が継続するように右側へ、
処理されない力が流れていって、
外へのイメージも力強いというよりも、
中で終わってしまう程度になってます。
他の図案へバトンタッチにもなっていない。
けれど、
引き込む形にはなっている。
わずかながら、左上の部分で連結は出来そうな気もするなあ。
これやと多分、
どんな強いイメージで流れで連結したとしても、
強制的に終了出来そうなそういう印象。
とくに凄いのは、
それが無理なく終わらせる事が出来そうなんですよね。
おそらく真ん中の噴出している噴水なイメージによるもんなんすよね。
で、右に流れる脱力感のある渦とおたまじゃくし。
で、得られるのは絶対的な安定感。
図案をループするようなイメージではないし、
きちんとボリュームもあるし、
大作を組む場合にはこれは重宝すると思います。
もうこれは装飾の為のパーツですよね。
文章を整理する気はなさそうな…。
と言いたいとこですが、
実は直線と曲線にわかれているので、
そこは抑えられてます。