花形装飾活字を愛でる その29

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紹介しておりますエンスヘデ活字シリーズ60の花形装飾活字のアウトライン化したデータ差し上げます。
詳しくは
http://www.fengfeeldesign.org/をご覧ください。
お待ちしております。

2274。
前のやつと完成度の違いがわかりすぎですね(←まだ言ってる)。
ここまで方向性がはっきりしといてくれると、
ここまでちゃうのです。
なんとも単純明快に格好良くスタイリッシュ。
個人的にはピン型に近いと思うんすけどどうでしょう。
周りの装飾には蝋燭でも飾ってそうで、
炎のような印象を受けます。
自然な流れというよりも、
意図的なものを凄く感じます。
こういう形式のものに形を創意したのでしょう。
力強さは一切感じず、
それでいてスマート。
今までの装飾をメインを置いていたものにしては、
一線を置いているようです。
以前に出てきた調整弁のような役割にも感じますが、
その割には他の図案との連携性が弱いような気がする。
どちらかというと終わっているんですよね。
例を見て貰うとわかるんですが、
配すれば強制的に中心が決まるくらいに強固なんです。
ルールを重んじてる。
とりあえず、
形式的にしたければこれを使うと自由がなくなるんすよね。
うーんうーんわかりますかね。
とどのつまりが、
中心を作れてルールが作れるって事は、
1つの紙面に、記事ブロックを数個作ったとして、
それらを1つの装飾で飾りたい時に、
なおかつ、それが共に中心的な内容で、
甲乙付けがたい時には物凄く重宝出来ます。
始まりであり終わりである。
やっぱ炎なんですよね。
目印、灯火。
単にピン型というよりも火の方がその意味合いが大きい。
オイラの見解ではありますが。