花形装飾活字を愛でる その125

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線路は続くよどこまでも。
動的パターンの基本的な繋ぎ方です。
どこまでも繋がっていきます。
動的パターンの主体は楕円にあらず、
「根」が全てのバランスを左右するので、
その点にだけ気をつけて、
「根」が図案を隔てて一本の線になるように配置すれば、
綺麗にすっきりこのように情報を囲む事が出来ます。
今回はノーマルのサイズで仕込みましたが、
サイズを小さくすれば。
調節しながら情報の周りをくるりと囲む事も出来ます。
また、急に「根」の向きを変える事で、
2つの流れを同じ連結でもたらす事が出来ます。
また外側と内側の要素もあり、
図案毎を見たときに、
楕円部分と「根」とを合わした円になっている内側と中として、
外側を外としています。
これは、
円で囲んだ場合に、
内側となった中が飽和され緩いイメージを持つとともに、
外側が張り詰めたように圧迫されるような緊張的なイメージも持つ事ができるので、
1つの紙面の同じ白であっても、
互い違う空間と認識される事を狙った設計になっています。
また、この効果は囲む事や紙面からの離脱(遮断)をおこなう事で強さが増しますが、
一部の要素として使うことで、
様々な効果を期待する事が出来ます。
これは応用編なのでこれから書いていきます。
線路は続くよどこまでも。
基本的な動的パターンの連結でした。
まだまだ続く。