花形装飾活字を愛でる その147

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エンスヘデ活字シリーズ60の花形装飾活字のアウトライン化したデータ差し上げます。
詳しくは
http://www.fengfeeldesign.org/printshop/insatu/printers_flowers/ensuhede/index.htmlをご覧ください。
お待ちしております。

異質グループの連携についてです。
と言っても使い方としては、
異質グループ同士で繋がる事はまずありませんので。
特徴をわかってもらう為の画像で説明です。
ま、してはいけないという訳ではないので、
そこらへんはご自由にお願いします。
まず注目は「く」の字に曲がっているタイプについてです。
「く」の字の内側と白い部分の関係は重要です。
これは作法との連携時に使用します。
見た目的にも感じが見て取れると思いますが、
ここで初めて図案が、
もしくは版の部分が空白を支配しています。
これは普通の装飾にとっては何も不思議な事ではないのですが、
この水草にとっては大きな事なのは、
今まで読んでくれていた人はわかると思いますが、
本当にこれは異質な事なのです!!
これは次から重要な事柄になってきますので、
よーく覚えておいてください。
連携における全体的な特徴としては、
「対岸」と「道標」のちょうど中間くらいのイメージになります。
動く訳でも止まっている訳でもありません。
使う版を調節すれば「波紋」にも繋がるという、
やっぱりこれは形だけじゃない、
連携の場合でも異質グループなのです。
例えばこれを「波紋」と絡ませる事で面白い現象が起こるんですが、
これは次回に繋ぎます。